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更新2020.02.27

サーバサイドCookieを活用したハイブリッドWebアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics®」がアップデートパッチをリリース

オーリック・システムズ・ジャパン株式会社(東京都港区、以下AURIQ)は、サーバサイドCookieを活用したハイブリッドWebアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics®」のアップデートパッチを2020年2月28日にリリースしました。

「RTmetrics®」は、パケットキャプチャ、Webログ、JavaScriptを用いたビーコンタグの全データ収集方式に対応した世界で唯一のWebアクセス解析ソフトウェアで、全てのデータ収集方式において、自社ドメインのサーバサイドCookieを用いた実装を提供しております。


今回リリースするアップデートパッチの機能は以下のとおりです。


◆全製品に関連するアップデート


・分析用UserInterface(RUI)をFlashからSVGに改修し、HTML5に対応


◆ビーコンタグを用いたアクセス解析に専用モジュール(Beacon Collector)を利用されているお客様に関連するアップデート


1. サーバサイドCookie対応(ITP2.1以降に対応)


Beacon Collectorの旧バージョンでは、uidの文字列(ブラウザを識別するためにBeacon Collectorが発行する文字列)をCookieに格納する際、JavaScriptを用いてファーストパーティCookieとして格納していました。

ビーコンタグを利用したアクセス解析やDMPのデータ収集で広く用いられているこの方式は、ITP2.1以降、Cookieの保存期限が24時間に制限されたことにより、iOSを用いた端末からのアクセスにおいて、再訪問データの正確な計測を困難にする要因となっています。今回のアップデートでは、RTmetricsに以下の機能を追加しました。


①uidの文字列において、ビーコンのリクエストURLに入っている文字列を優先するか、Cookieヘッダにて渡される文字列(サーバーサイドCookie)を優先するか、選択できる機能の提供


②Beacon Collectorから発行されるCookieにhttpOnly属性を付与するオプション


サーバーサイドCookieを優先し、Beacon Collectorから発行されるCookieにhttpOnly属性を付与することで、ITP2.1以降への完全対応を行いました。

※ご利用にあたってはBeacon Collectorのドメインと計測対象サイトのドメインが一致している必要がある点にご留意下さい。 (サブドメイン可、ファーストパーティCookie)


2. ブラウザにChromeを用いたアクセスにおけるクロスドメインCookie(SameSite Cookie)対応


Chrome 80より、サードパーティCookieを利用したアクセスは標準でブロックされるようになりました。この影響を回避するため、Beacon Collectorが発行するCookieに以下の属性を付与する機能を提供します。


SameSite=None; Secure


Beacon Collectorから発行されるCookieに上記の属性を付けてSet-Cookieすることで、Chromeの仕様によりアクセス解析のデータが取得できない現象を回避できるようになります。RTmetricsのBeacon Collectorが発行するCookieが計測対象サイトにとってサードパーティCookieとなる実装をされている場合に有効です。

※ご利用にあたってはSecure属性も必須となるため、計測対象サイトとBeaconCollectorの両方をSSLで実装するようご留意下さい。


3. TLS 1.2/1.3対応したアップデート版のインストーラの提供開始


◆RTmetricsのUserInterfaceのアクセスをHTTPSでセットアップされているお客様に関連するアップデート


・TLS 1.2に対応したApacheの差し替え用アップデートパッチを提供開始


近年、個人データ保護の観点からトラッキング手法の排除の動きが段階的に厳格化されていることに伴い、企業が自社のマーケティングや顧客理解に活用するデータも、その影響を受けています。AURIQは、顧客企業がデータ活用を通じて、企業活動を改善するために、より精度の高いデータを収集するためのご支援をハイブリッドWebアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics®」の製品導入を通じて長年提供して参りました。

今回の「RTmetrics®」のアップデートは、各社が提供しているブラウザの仕様の影響で、アクセス解析データがブロックされ、データが取得できなくなる等の影響を回避する目的でリリースするものです。


【参考:データ収集方式別比較】

内容パケットキャプチャWebログタグ
ITP2.1以降のレギュレーションの影響を受ける受けない受けない受ける
データ収集はクライアント(アクセスする端末)の仕様に依存しないしないする
Webサイトのコンテンツへの対応が必要(タグの埋め込みなど)不要不要必要
ページのリロードや戻るボタンのカウント不可不可可能
HTTP通信内のヘッダやボディの情報の取得可能不可不可
公開するWebサイトがHTTP/2の場合の影響を受ける
※キャプチャポイントはHTTP/1.xとなるよう実装が必要
受ける受ける受けない

■「RTmetrics®」の特徴


1. 全方式でサーバサイドCookieを採用
パケットキャプチャ、Webログは、導入に際してサーバサイドのFirst Party Cookieを用いた実装となります。JavaScriptタグは顧客企業のドメインを用いたサーバサイドのFirst Party Cookieによる実装をサポートします。企業が自社で保有するデータを適切に活用できるよう、JavaScriptタグの実装段階からご支援します。


2. 個々の訪問者の行動明細データを記録・分析
個々の訪問者の行動履歴の明細を記録、会員IDやログインIDでタギングする機能を標準で備えています。企業内の会員データや販売データと紐付けることで、購買前後の行動、会員の離反傾向の分析などのデータ活用を容易にします。


3. 拡張性
5Gの時代を迎え、Webログデータは今後爆発的に増大することが予想されます。「RTmetrics®」は、データレイクソリューション「essentia」とREST API経由での接続が可能となっており、データ量が増大した場合もインメモリ並列分散処理の環境をシームレスにバックエンドで接続することで、不足したマシンパワーを補う拡張が可能です。
「essentia」は「RTmetrics®」 と接続した構成であっても、単体でもデータ処理に利用でき、Webログデータのデータプレパレーション環境として、データ処理した結果を各種予測分析やAI連携に活用頂くことが可能です。

 

 

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